ドキドキ 「けど…、とんだ災難だよな~~、美緒ちゃん。若い子たちに、商品、人気だってぇのに。その若い子たちから、結果的に、恨まれるって…。」
剛輔。

奈都美、
「うん。課長から話聞いて…、なんだか…可哀想って…。」

翔、
「ん~~。でも…、結局、フルレットの商品が、そのお店よりも、レベルが上だって事だもんな~~。」

「それが悔しくって。なんとかしてやるって…。その大学生。スーパーに何度も足…運んで。」
葉月。

「…でも、やるにしても、もっと別の方法…あったんじゃ…。」
木綿子、
「それにしても…、スーパーの中で、そんな大胆な…。想像すらつかない。」

奈都美、
「…うん。」

「けど…。薬物じゃなくって…。」
朋代。

美玖、
「…だよね~~。」

伸永、
「七瀬さんの妹さん。安心したんじゃないですか…。」

翔、
「へっ…???なんでナツの妹が…???」

葉月、
「あっ。さては…翔、知っらないんだぁ~~。」

「へっ…???何を…???」
「フルレットって、ナツの妹の妃呂美ちゃんが見つけたお店なの~~。」

今度は木綿子、
「へぇ~~。そうだったんだ~~。」

「…って、ユッコも知らなかったの…???」

木綿子、左手を振って、
「いやいやいや。うんうん。知らない。」

剛輔、
「おやっ。」
そして、
「ヒロが見つけて、それを都に教えて。それを聞いた俺が都に紹介したのよ~~。」

木綿子、翔、
「へぇ~~。そうだったんだ~~。」

奈都美、
「…で~~。トモさんと一緒に食べに行って~~。即決。」

朋代、
「私も…商品作る手前。しっかりとチェックしなきゃってね~~。ナツに誘われて~~。」

「…でも、そんなフルレットが…他所の店のとね~~。」
翔。

「大学2年…。この事件で将来…。」
木綿子。

剛輔、
「ふん。…けど、犯罪には違ぇねぇ。」

「フルレットのせいで…、売れ行き…ダウンって…。…けど、その腹いせで、妹の大学生が…そこまでする~~???」

奈都美、
「ん~~~???私には…考えつかないけど…。スーパー側からしてみれば…。」

「売れるものこそ…置きたいからね~~。」
翔。

「確かに…、ボーベル…、コーナー…。物凄い…狭くなってたから…。」

伸永、
「えぇ…、そうでしたね~~。隅っこにチョコンと…。」

「元々は、あそこのコーナー。殆ど、ボーベルだった…。しかも、凄い売れてたの…。」

木綿子、
「そこに目を付けたのが部長。」

「うんうん。私がフルレットの事、部長に話したら、店長の村瀬さんに交渉。一言返事でOK。それからだよ。安さと美味しさで、一気にフルレットがボーベルを追い越した。」
そこで奈都美、一瞬クスリと笑って。
「しかも、桐ケ谷さん、凄いもん。次から次へと新しいの作っちゃうし。お客さんからも好評。人気…出る出る。」

木綿子、
「いつの間にやら、ボーベルが隅っこに追いやられた。」

翔、
「…で~~。そのボーベルの店員の妹が、何を思ったのか…。完璧に…腹いせだ~~な~~。」

「…でも、その大学生の子…、どうなるんだろ…???」
奈都美。

剛輔、
「まっ、異物混入…。食品衛生法違反。懲役3年…、若しくは…300万以下の罰金…ってぇ、ヤツかな~~。」

奈都美、葉月、木綿子、
「うそ――――――っ!!!」

剛輔、下唇をビロンと。
「世の中、そんなに…甘かない。考えてみろ。中に薬物なんて入ってたら、人間、そのまま、死んじまう場合だってあるんだぞ。」

奈都美が今度は下唇をビロンと…。
「そりゃ…そうだけど~~。懲役3年…若しくは300万以下の罰金…。」
いきなり体が震えて、
「お~~。こわっ。」

「おっと~~。翔~~。おかわりね~~。」
剛輔。

翔、
「あっ、すんません。」

「尾田…ちゃんは…。かかか。まだ…半分ね。OK、OK。」

奈都美、伸永の顔をチラリと見て、
「ふん…???」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋