ドキドキ 「トモさん。じゃあ~~。尾田君の事…、いろいろと…知っているんじゃ…。」
木綿子、右端から朋代に。

そんな木綿子に朋代、
「いやいやいやいや。全~然。」
そして笑いながら、
「だって、会社にいて、顔見ても分かんなかったんだから…。」

木綿子、
「あっ、そっか…。」

朋代、
「あっ。でも…、あそこ…、確か、三樹建設の…、前の社長の家じゃ…、なかったかな~~。」

その朋代の声に奈都美、いきなり飲んだビールに咽るように、
「ん…。んん。うん。そう。三樹建設。知ってんの、トモさん…???」

「ふん。…ただ、社長の名前までは…、知らないけど…。けど…、女性の人…。いるよね。…確か…、名前は…???梨花さん…だったっけ…。たま~~に、スーパーで見掛けるけど…。」

奈都美、
「そうそうそう。梨花さん。尾田梨花さん。トモさん、知ってたんだぁ~~。」

その声に伸永、
「あ…のぉ…。」

「えっ…???」
「どうして…。そんな…僕の姉ちゃんの事…???」

奈都美、
「あ…。ごめん。」
そして伸永の飲んでいるビール、そのジョッキを見て、
「なぁ~んだ~~。尾田君、しっかりと…お酒、飲めてるし~~。」

伸永、
「あっ。でも…。僕、アルコール。飲んだの…。」
指折り数えて…。

その仕草を見て葉月、木綿子、クスリと、
「ぷぷぷぷ。分~~かった、分かった。うんうん。あんまりアルコールは、苦手っと~~。」

「誕生日と姉ちゃんの結婚式の時…。」

奈都美、翔、渋そうな顔で…。
そして腕組みをして、数回頷いて、
「そっか、そっか。」
「少しずつ、慣らしていこう~~。」

剛輔、
「お~~い、そんな…無理させんな~~。中にゃ~~。飲んだ途端に、ガラリと雰囲気、豹変する人もいるから~~。」

そんな剛輔の声に、いきなり5人、
「かっかかかか。」

葉月、
「ぷぷぷぷ。ムラさん…。あの人、飲んだら態度がコロコロコロっと変わるもんね~~。」

木綿子、
「うんうんうん。完璧に調子いいよね~~。」

「けど…、うざいって人もいるし~~。」
奈都美。

「うんうんうん。ヤッさん。仕舞には、かしむら――――――っ。だもんね~~。」

伸永、
「かしむら…さんって…???」
隣の奈都美に…。

奈都美、
「うん。ほら、ユッコの隣。主任のダイさんの隣の人。完璧に、オヤジ臭い人。」

その声に伸永、少し思い出すように…。
「あ~~。あの人…。」

「うん。」
奈都美、
「お酒飲んだら、コロコロと話しが変わっちゃう~~。…でも、凄いよ、物凄いボキャブラリー持ってるから。まるでお笑いだよ。クッ。」

翔、
「だ~~よな~~。仕事は超真面目。…なんだけど…。お酒飲ませたら、もう~~話が止まらない。…で、どんな話にでも、着いてくから、凄いよ、あの人。…なんて言うか、雑学って言うか…。」

「そんな風に考えると…、結構、うちの部署、賑やかだよね~~。かかかか。」
木綿子。

翔、
「うん。それは言えるよね~~。」

奈都美、
「だから~~。尾田君も~~。いつまでも~~。そんな…大人しく~~。」

その声に朋代、
「かかかか。七瀬~~。それはあんたら4人が、しっかりと尾田君、フォローしなきゃ~~。持ち上げなきゃ~~。うちらの仕事は…、美味しいもの、お客様に食べてもらって、喜んでもらわなきゃならない。」

一瞬、朋代の声に一同が沈黙。

剛輔、にっこりと、
「ん~~???」

「七瀬さんの言ってたことと…おんなじだ。」
伸永。

奈都美、葉月、
「へっ…???」

葉月、
「かかか。ナツ…、尾田君に言ってたんじゃん。」

朋代、
「ふん。」

奈都美、
「まぁねぇ~~。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋