ドキドキ 剛輔、
「おぅ。初めまして。パブ、マルシェのマスター、してます。八神剛輔(やがみごうすけ)です。そして…。」

「こんにちは、初めまして。マルシェのウェイトレスさせて頂いてます。屋舗美玖(やしきみく)と言いま~~す。よろしくね。」

そんなふたりに伸永、
「あ…。はい。こんに…。はじめ…まして…。おだ…、のぶながと言います。」

カウンターを堂々と5人で占領して。左から翔、奈都美、伸永、そして葉月に木綿子。
そんな真ん中の席で、何かしら借りてきた猫のような感じで…。

「まっ。とにかく、飲もうぜ。マスター、俺、いつもの。」
翔。

剛輔、
「あいよ。他も…いつものやつね。」

奈都美、
「あっ。私…も…、生にしようかな~~。」

剛輔、
「おや珍し、酎ハイから転向か…???」

葉月と木綿子、
「私はいつもの~~。」

美玖、
「了解。」

伸永、
「……、ぼく…は…。ノンアル…で…。」

そんな男性をチラリと剛輔。

翔、
「お~~い、おぃおぃ。酒…飲めるって、昼…、言ってたじゃん。」

剛輔、
「う~~ん…???」

「会社に入ったら、付き合いは…、仕事の内でもあるんだぞぉ。」
翔。

「そぅそぅ。だ~いじょうぶ~~。酔い潰れたら、しっかりと翔が家に送るから。かかかか。」
奈都美。
「剛ちゃん、尾田君に生。」

剛輔、
「おぅ。…でも、まぁ…、無理すんな~~。面倒見いい、連中だけど…。」

「ひゃ~~。ごめん、ごめん、もうみんな…来てた~~。遅れちゃったね~~。」
そう言ってカウンターの翔の隣に座る朋代。

翔、
「おっと、トモさん、お疲れ。」

「何々、仕事終わったら、いつもんとこね~~って、七瀬からラインあったけど…。」
左端から5人の顔を見て朋代、
「あれ…???」
そして、
「ぷっ。かかかか。…そういう事か。」

葉月、木綿子、
「はい。そういう訳で…。」

美玖、
「はい。カンちゃん、ユッコ、お待たせ~~。」

剛輔、翔と奈都美、そして伸永に生。
剛輔、
「…で、トモちゃん、ちょい待ち。」

朋代、
「あ~~。ありがと。」
そして、
「かかかか。尾田…君、だっけ…。慣れた~~???」

そんな朋代に剛輔、
「おやおや、トモちゃんも既に彼…???」

「ん~~。新商品開発~~。七瀬とね~~。コンビになってっからね~~。」

剛輔、
「おやおや。へぃ、お待ち。」

「ありがと。」

翔、
「…んじゃ、尾田君の、初のマルシェ、デビューと言う事で。」

剛輔、腕組みして、ニッコリと。そして伸永に、丁寧に、
「どぞ。お見知りおきを…。」
右手を胸に当てて、軽くお辞儀を…。

翔、
「乾杯~~。」

それぞれジョッキをカチンカチン。そして一口。
そして、それぞれが、
「ん~~おいし。」

その時、どこかからか、
「タララリラ~~ン。ララ~~ン。ララ~~ン。」

葉月、
「…ん…???誰…???」

木綿子、
「あれ…、これ…、ベルリン。」

奈都美、
「…うんうん。でも…???なんで、ベルリンの曲…???」

翔、
「ん~~…???」

伸永、
「あ~~。すみ…ま…せん。これ…僕の…。」

奈都美、
「はい…???これって…尾田君の…スマホの…???」

葉月、いきなり伸永の背中をドンと、
「や~~るじゃん。かっこいい~~。トップガン。ベルリンの曲じゃん。かかかか。」

「…って言うか、早く出なさいよ。誰から…???」
奈都美。

翔、
「ん~~???」

伸永、ポケットからスマホを。
「…姉ちゃん…。」

その途端、奈都美、ガックリと。
「あっ。そっか…、誰からって、お姉さんしか…電話番号登録…。そっか、そっか。」

伸永、電話に出ると、
「…ノブ~~。今…どこ…???家、来たら、あなた…いなくって…。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋