ドキドキ そして優里亜、帰り際、奈都美の左肩をポンと叩き、
「ナツ~~。新商品、お願いね~~。」

奈都美、
「あ、う~~ん。オッケ~~。」

そして優里亜、翔の方を向いて、左手を挙げて、ヒラヒラと。

奈都美、パソコンの画面を見ながら小さな声で、
「あぃよ~~。」
そして、伸永の方に目をやって…。いきなり肩の力を落として、
「あぁ……。」

隣で木綿子、
「ぷっ。」
けれども木綿子、頭の中で、
「尾田君から…、いい…匂いか…。ふ~~ん。」

翔、電話のコールに、
「はい。商品開発、幸村です。……はい。あ~~。はいはい。分かりました。これから…。はい~~。」
そして資料とファイルを持って、
「課長~~。商品サンプル…出来たみたいです。」

内海、
「お~~。出来たか~~。んじゃ、チェックと行くか~~。」

「お願いします。」

昼の休憩ラウンジ。

葉月、
「へっ…???おっと~~。尾田君。ほらほら。」
窓際の席を指差して。

木綿子と奈都美、
「あっ、ほんとだ~~。」

木綿子、
「わぁ…。お弁当…食べてる…。」

葉月、
「うんうんうん。コンビニ…系…じゃ…ない。」

そして木綿子と葉月、奈都美の背中を押して、
「ほいほいほい。新商品、パートナ~~。」

奈都美、
「わぁ、わぁ、わぁ…。ちょっ。ちょっと~~。」

伸永の席に。

自分のテーブルに3人の女性。伸永、
「あっ。」

木綿子、
「おっと、尾田君、お弁当~~。シシ。」

伸永、
「あっ。あ…、はい。」

葉月、
「へぇ~~。美味しそう~~。誰、作ったの~~。」
葉月、奈都美の左肘を突っつきながら…。

奈都美、
「…ったく、もぅ~~。」

伸永、
「あ。あ~~。姉…ですけど…。」

「ふ~~ん、尾田君の…お姉さん。」
木綿子。

「わはっ。美味しそう~~。」
葉月、
「ねね、尾田君のお姉さんって、どんな人…。」
にこにこと。

伸永の隣に座って葉月。

そんな葉月の向かいで奈都美、顔をクシャリとさせて、
「カンちゃん。」

葉月、
「いいじゃんよ~~。同じ、商品開発。みんなの事…知りたいじゃない。私ら、ウチの部署の人たちの事…、結構オープンだから、ねぇ、尾田君だって。」

そんな葉月の声に木綿子も頷いて、
「まっ、そういう…事かな~~。かかか、それじゃなくても、会社以外の人だって、私らの事、もう殆ど知っている人もいるし~~。」

そんな木綿子に葉月、
「かかか、マルシェのマスター。」

木綿子、
「ピンポ~~ン。」
そして、
「まっ、知ってもらえて、こっちも話しやすいって事…あるからね~~。」
弁当を食べながら木綿子。

奈都美、
「…ってか、剛ちゃんの場合は…知り過ぎだよ。」

そんな奈都美に葉月、
「そりゃ、仕方ないよ、ナツの場合は~~。赤ちゃんの頃からなんだから~~。かかかか。」

その声に伸永、
「えっ…???」

葉月、
「あ~~。私たちが…。って言うか~~。会社のひとたちも良く通っているパブがあるんだ。マルシェ。そこのマスターが、ナツのお母さんと、幼馴染で、ナツん家とは昔っから関わりあっていんのよ。」
そして葉月、
「あっ。そうだ、尾田君の歓迎会~~。」

その声に木綿子、
「あっ、そうだ。歓迎会、やんなくっちゃ。」

その声に伸永、
「えっ???あ…、あのぉ~~。」
少し、縮こまっている伸永。

そんな伸永に奈都美、いきなり、
「尾田君!!!」

伸永、
「あっ、はい。」

「さっき、ヤッさんからも言われたでしょ、元気、元気って。」
「ヤ…ヤッさん…???」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋