私がカーライルに来て2か月ほど経った頃、デパートの仕事が決まった。
デパートで働いている人達は、もう昔からカーライルにずーっと住んでいる人達ばかりで、例えば下着売り場のおばちゃんの息子と婦人服売り場のおばちゃんの娘が同級生・・などという繋がりが必ずあるような密度の濃い構図であった。
私がその職場で仲良くなったジェーンと婦人服売り場のおばちゃんが姪と叔母の関係であったりと、ジェーンから「カーライルは必ず誰かと誰かが繋がってるから良くも悪くも気を付けや」と言われたのは14年前の事。
本当に必ず繋がってしまうという、田舎暮らしをした事が無かった私にとって未知なる世界でもあった。

今、私の持つ人脈は14年前と大きく変わった。
前の職場の時から続く友情や人間関係がある。
ロックダウンから中止になっているが、毎週木曜日の朝は仕事が休みであると前の職場のおばちゃん達といつものコーヒー屋で集まる事になっている。
もう8年近くになる。
待ち合わせしているでもなく、用事がある人は行かない。
私は毎週行けないので、2,3か月開く事がほとんどであるが、それでもカーライルに来たばかりの頃の私を受け入れてくれた器の大きな大きなおばちゃん達なのである。

昨日も娘のクラスメイトのお母さんが娘を招いてくれた。
娘を置いてすぐ帰るつもりが、私も1時間ほど家に上がり込んでコーヒーを頂きながら話し込んでしまったのであるが、このお母さんもまた地元の人である為、たった16人しかいない娘のクラスメイトの親に関して精通しており、それらは全て友人繋がりで話が入って来るという。
娘のクラスにいる問題児の母親とこのお母さんの親友が同僚である為、色んな事が耳に入ると笑っていた。
田舎はまことに恐ろしや・・
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記