娘の自転車のヘルメットが小さくなったので、いつも行く店に買いに行く事にした。
入り口にはコロナについての注意書きがどでかく貼ってあり、店内には50センチ間隔で「ヘルメットや手袋の試着は控えて下さい。またサドルを握るなども控えて下さい。希望者はスタッフに申し出て下さい」と書いてあった。

がしかし、既にそこにいた2組の家族連れは張り紙を完全に無視、子供を店内で走らせ、我が子が自転車にまたがろうがヘルメットをかぶろうが注意する事はなかったし、スタッフもまたそれに対し注意するでもなかった。

結局、娘の身長をみた店長さんが「女性用の大人用で大丈夫や思います」と言ってくれ、それを購入。
うちの旦那の自転車が頻繁にパンクするし、そこで何台も自転車を買って来たので、修理も無料でやってくれる事もあり、店長さんと旦那は顔見知り。
そこで支払いの際、旦那は店長に「試着するなと張り紙があっても、客はあんな状態やねんな・・」と言うと、店長は困った顔で頷いた。

「『しないで下さい』と言うと逆切れ。最初は徹底してたけど、こっちも売らなやって行かれへん。たった1つのヘルメットも10個売れれば儲けになるし、自転車だってベタベタ触るなと言ったって、売れなきゃ意味がない。客はそれを知っているし、こっちもそこは弱みで・・。」と言った。

私も客商売、まさに同じ状況にある。
私は「結局、客同士が互いにベタベタ触り合った商品を、どれかの客が買って行く。だからこっちに被害はない、そういう事やもんね」と言うと、店長は「ホンマはアカンけど、そう言う事」と言った。

うちのお店もそうである。
母親によっては、我が子が店内の鏡をベロベロ舐めていても買い物に夢中で見えていない。店内のソファに寝そべろうが、商品のハンガーをベタベタ触ろうが注意もしない。最初は注意も消毒も徹底してきたが、1日の終わりに全てのハンガーを消毒することなど不可能、注意すれば逆切れ、どうせ明日もアホが来る。客は店側が消毒を徹底してくれていると思っているのか、それとも入り口で消毒ジェル手に塗ったんやから大丈夫と思っているのか。店側は売れればそれでエエ、現実はこうである。
であるから、私は今の時期の買い物はネットで購入した方が良いと思っている。
特に衣類は倉庫からそのまま最低限の人の手に触れて送られてくるからである。

月曜日も親子ずれで来た子供が床に寝そべって他の客の行き来を邪魔していたので、同行していた祖母に注意したら、「ナスティ(不愉快な・酷い・胸クソ悪いなどの意味)ウーマン(女)」と祖母から言われてしまった。
孫の前で私にそう言ったこの年寄に、何の言葉を言えようか・・
結局、感染など終息不可能なんじゃないかと、現場にいてそう思う。
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Source: イギリス毒舌日記